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News from our Graduates 元ゼミ生から

少しずつですが、便りが届いています。
 

◆2023年1月17日受信---H.K.さんより---
 現在の現場での仕事にも慣れ、春頃までは変わらず在宅勤務中心の生活となりそうです。最近は複数の情報を読み取り、それを設計書に書き起こす作業に携わっています。IT分野ではありますが、情報の読解やその文章化など、史料読解や卒業論文執筆での作業過程にも似ていると感じます。ゼミでの学びが今の仕事にも活きていると思いながら過ごしています。

◆2022年7月15日受信--- 今年卒業したIさんより---
 仕事の方ですが、4月からの2ヶ月間は様々な部署・工場を周っていました。6月からは正式配属となり、技術開発課というところに配属になりました。この3ヶ月半、特に仕事が嫌との感情も無く毎日楽しく前向きに過ごしています。先輩や上司にも恵まれ、プライベートで食事に行ったり温泉に入りにいくような先輩もいます。
 話は変わりますが、大学で他の人よりはアメリカ史を学んだことで、最近では会社での昼休みに流れるアメリカの銃乱射の事件に心がキュッとなることがあります。また、大学時代なにをしてきたかとかどこに行ったことがあるかなど話す機会があるときに決まって自分の口から出てくるのは3週間のアメリカ研修旅行です。フィラデルフィアやニューヨークといった都会的なところからどこか新潟に似たのどかなノースカロライナ、そしてニューヨークなどを想像すると同じ国とは思えないミシシッピと、アメリカのリアルを見れたあの時間は今も鮮明に記憶に残ってます。
 樋口ゼミに所属している際、翻訳やアメリカ研修旅行など様々なことに挑戦、触れる機会があったことに改めて感謝しています。

◆2022年4月--- 4月29日に旧ゼミの会を開きました---
 専修大学文学部で歴史学専攻・歴史学科で担当したゼミナールの卒業生たちで連絡のとれる人たちが70人以上。そのうち30人以上から何らかの返信がありました。出席者は15人ほどでしたが、諸事情で参加できなかった人たちは近況を知らせてくれました。都合をつけて参加できた人たちは、それぞれ話に花を咲かせて楽しんでいました。それを私も楽しめるという、うれしい機会になりました。

◆2021年4月22日受信--- 2008年度・2009年度卒の3人から---
 「皆、それぞれの場所で精一杯生きております。先生もお変わりなく・・・」という便りが届きました。元気で頑張っていることがわかって、うれしい限りです。

◆2021年3月24日受信--- 2020年度卒のY.M.さんより---
 『専修史学』70号の先生の回想録、拝見しました。
 今更ではありますが、これまでの先生の学生時代や歴史学との関わり、様々なプロジェクトへの取り組み、そして専修大学での18年間を知ることができました。そうなると、やはり最後にゼミ生全員が集まり先生を送り出すことがコロナ禍の現状でできなかったというのは残念でなりません。
 しかし、僕自身としては樋口ゼミのゼミ生として卒業できたことは、本当に嬉しく思っています。本当に3年間ありがとうございました!
 ここからは、僕自身のこれからについて報告します。前に少し研究室で話していた、インド料理のレストランを経営している、エスニックダイニングという会社に社員として雇っていただけることになりました。インド料理を全く作れない身なので、もしかしたら実際にインドにいって調理を経験することもあるかもしれません。なんにせよ、インドやネパール出身の方々と関わることが多く、日々刺激を受け、自分の視野が広がっていくことを今現在でも感じています。どんなことが、これから待ち受けているかわかりませんが常に挑戦し続けていきたいと思っています!

◆2017年1月11日受信--- 2008年卒のS. さんより---
 先日は出版祝賀会&OB・OG会に参加させていただきありがとうございました。
『アメリカの奴隷制を生きる―フレデリック・ダグラス自伝―』を読ませていただきましたが、とても素晴らしいものでしたので、場違いではないかと参加をためらっておりました。皆様が温かく迎えてくださったお陰で、楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。
 その本のお礼が遅くなりましたが、お送りいただき、ありがとうございました。
特に暴力のシーンが印象に残り、「人間として生きる」ことができない状況ということについて考えさせられました。また、奴隷とされた人だけでなく、奴隷所有者についても奴隷制が作用していたということに気づくことができました。あとがきの言葉選び、参考になります。
 最後になりましたが、4年生の皆様、ご卒業おめでとうございます。2・3年生の皆様は学業頑張ってくださいね。

◆2017年1月6日卒業生との交流会


楽しい一時でした。
大いにしゃべり、大いに笑い、食べ、そして、最後はいつもの集合写真。みんな元気!!


◆2013年3月7日受信--2010年度卒業のY. F. さんより---
 3年前の卒業生です。先日は、突然の訪問にも関わらず、食事会などに参加させていただきありがとうございました。
 近況報告です。大学卒業後は地元の中学校で働いていましたが、今年、新潟県の教員採用試験に合格することができました。4月から中学校で社会科を教えます。多少の不安はありますが、新たなスタートがとても楽しみです。
 地理、歴史、公民と幅広く教える社会には、樋口ゼミでの経験が生きると思います。特に、2回のアメリカ研修旅行は海外の出来事を説明する時に役立ちます。外国に行ったことがない中学生がほとんどなので、実体験を交えて説明できることは大きな強みです。その他にも樋口ゼミで学んだことを生かして、歴史や世界の文化を生徒が身近に感じられるような授業ができればと考えています。そして、社会が好きな生徒を増やしていきます!  ゼミ生のみなさん、サークルやアルバイト、就活など多忙な日々を送っていると思います。忙しいなかでも、ゼミでは、ぜひ自分の興味を大切にして「面白い」と感じたことをどんどん追究してみてください。
 ゼミ生のさらなる活躍を祈っています。

◆2013年3月、---『アメリカ黒人町ハーモニーの物語 知られざる公民権の闘い』の読後感想文も届きました!
・アメリカ南部では、50、60年前に公然と人種差別が行われていた事実を突き付けられた。リンチによる殺人や選挙登録の差別化、自宅の爆破などは明らかな人権侵害である。現代社会の常識からすれば、明らかな不法行為でもある。これらのことは、アメリカ史を学習する機会のない人は気付けない事実だろう。アメリカの影の歴史だと思った。
・研修旅行の際、ミシシッピのレストランで普通の客として食事ができたのも過去の公民権活動家のおかげだったかもしれない。
・ウィンソン・ハドゥソンは、貧困の中でも希望を失わずに、合法的な手段で自分たちの当たり前の権利の獲得と生活環境の改善をするために活動していた。しかし、それらの活動は当時の社会常識からしてみれば、常識破りで秩序を乱す活動とみなされ、黒人も含む多くの人から非難された。公民権が当たり前となった20世紀末ごろからハドゥソンの功績が認められるようになった。時代によって、人(歴史)の評価は大きく変わる。

◆2010年6月18日受信--現在、県立高校教員のM. S. さんより---
仕事のほうは2学年担任です。不登校の生徒とか、問題行動の対応だとか毎日時間に追われて授業の準備もままならないような状況です。部活動(バスケットボール)もあって、あっという間に1週間が終わっていきます。学生だったころのゆとりを少しでもいいから取り戻したいっていう感じです。そんな中ですが、今は世界史ではなく日本史を教えているのでいろいろと興味も変ってきています。最近は国語の先生に勧められて「坂の上の雲」にはまっています。

◆2010年6月18日受信--現在、観光会社に勤務のY. N. さんより---
 皆様、お久しぶりで御座います。
 早速ですが、専修大学を卒業しまして「ANAセールス株式会社」に就職致しました。1年目から縁もゆかりもない大阪へと配属になり、今年で早くも4年目になりました。ANAセールスという会社は、ANAのグループ会社でANA航空座席の販売を前面に担っている会社です。航空会社でもあり、旅行会社でもあるという…正確には…うーん…4年経っても分かりません笑。基本は販売営業ですが、ANAへの出向、空港(グランドホステス)への出向とか、かなり多岐に渡る職種がある中で、私は営業一筋です…。大阪です。
 樋口ゼミのでの3年間は卒論の為の資料収集、論文の書き方を一から徹底的に教わり日々苦悩の連続でしたが、社会人になってその経験が本当に活かされていると感じます。卒論を書き上げるという事と、仕事をやり遂げるという事は非常に良く似ています。あの経験があったからこそ、やり遂げる事の大変さと大切さを学び、今私は常に仕事をやり遂げています。
 おかげで今やトップセールスマンです!自称…。
 大阪も3年を過ぎましたのでそろそろ異動があるのではと思っている今日この頃です。異動するのであれば8割がた、東京(羽田・成田空港もしくは本社の汐留)になると思います。東京勤務になった際は、またゼミに顔を出したいと思っておりますので、その時は暖かく迎えてください!
 最後になりますが、樋口先生、何卒お体ご自愛くださいませ。
 そして、みなさんのご健勝をお祈り致します。

◆2009年12月17日受信--現在、大型小売業社に勤務のA. H.さんより
 ご無沙汰しております。こちらは元気で日々を過ごしております。
販売店も年末商戦に突入して忙しさが増してきてます。最近は大人気ゲームの最新作が多く発売されているので、レジ応援という形で別コーナーに行かされたりします。ある意味毎日が新鮮です。

◆2007年11月8日受信--現在、高校教員のM. S. さんより---
 樋口ゼミで修士課程を修了してから3年目です。実は今年(先月)山形県の公立高校の教員採用試験(地歴)に合格しました。現在は農業高校で世界史と地理の授業を持っています。部活はもちろんバスケット部です(弱小チームですが)。大変なことはありますが、自分の好きなことなので充実した毎日を送っています。今、樋口ゼミで学んだことがすごく役立っています。現任校の生徒は勉強の嫌いな子が多いので、まず興味を持たせるとこが大事だと思っています。だから、ネルソンさんの話や沖縄の話、イギリスの話を実体験から話せることは大きな武器になっています。生徒はそういう話を聞いたことがないので、興味津々で聞いてくれます。また、論理的な文章を書く訓練を積めたことも授業の作り方や小論文指導に役立っています。
 ホームページをたまに見るのですが、皆さんがいろんな所に行き、いろんな体験をしている様子がうらやましいです。是非、悔いが残らぬように貪欲に学んでください。そっちに行く機会があれば、顔を出したいと思います。


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フィラデルフィアの風景--自由黒人ジェイムズ・フォーテンの史跡標識
(2008年3月撮影)






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